TOPルーム管理📍重要③ 院内全体利用📍 ルーム名に記号を付けて効率的な利用を
最終更新日 : 2025/06/13

📍重要③ 院内全体利用📍 ルーム名に記号を付けて効率的な利用を

Linkでは、業務効率を上げるために「トピックごと」にルームを作成することをお勧めしています。
参考記事:業務効率化につながるルーム構成のポイント

いきなり何十個ものルームを作成するのではなく、まずは最小限の数(1部署で利用の場合は5~10個のルームが目安です)のルームからスタートし、必要が生じたらルームを追加して細分化していきます。

院内全体で部署横断的にLinkを活用したり、さらに各部署で業務・トピックごとにきめ細かく情報連携したりする場合、ルーム数が多くなります。

ルーム一覧には、当該ユーザーが加入しているルームのみ表示されます。また、ルームはルーム名の先頭の文字の「文字コード順」に並びます。

そのため、先頭の文字の付け方を工夫すると、ルーム一覧画面で、関連するルームが近くに並び、"まとまり"として見やすくなります。結果、「ルーム一覧の視認性が上がる」「目的のルームを探しやすい」といったメリットがあります

以上のことを踏まえて、この記事では、先頭の文字の付け方のコツをご紹介します。

 

【1】まず、1部署での利用時

💡業務区分やルームの目的ごとに、ルーム名の先頭に「2桁の数字」を付けて(=ナンバリングして)まとまりをつくることをお勧めします。

「たくさんのメンバーが所属しており、かつ重要度が高いルーム」が上に来るようにナンバリングします。

ナンバリングのルールの例(例:11-, 80- )

①1桁目(左側の数字):大きなグループ化

・0で始まるルーム:全員が必ず目を通すルーム
・1~2で始まるルーム:スケジュール関連、共有・相談
・3~8で始まるルーム:業務テーマごと
・9で始まるルーム:全員が入る優先度低のルーム(参考情報共有など)

②2桁目(右側の数字):グループ内で関連性の高いルームを近くに置く・並び替える

・0→9の順で並ぶため、よく使う・重要度の高いものを0や1と設定します。
・番号は重複しても問題ありません

【注意】避けたほうがよいこと

  • すべてのルームに「重複を許さない数字」をつける必要はありません(例:類似したトピックを扱う2つのルームはいずれも「11-」から始まってよい)。あくまでルームの重要度を順位づけたり、まとまりをもたせたりするのが目的です。
  • 細かく構造化する必要はありません(例:1-1-2、1-1-3…など)。ルーム一覧に表示されるルーム名には文字数上限(ご利用環境により異なります)があるため、1-1-3のようにナンバリングが長くなるほどルーム名の視認性が下がって不便になります。
  • これらのようにナンバリングを厳密に運用すると、ルームを新規作成するたびに既存ルームの調整が必要になって手間がかかり、「チャット導入による業務効率化」の目的に相反する運用となってしまいます。
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【2】その後、利用部署を広げた時

1部署内のルーム

💡【1】で付けた数字の前に、部署固有のアルファベットを付けます。
部署ごとのアルファベットの例は、本記事の下部に記載しています。

例:事務部門のルーム(Aから始まる)

A00_全体連絡
A00_事務長・課長・係長
A01_経営企画課
A01_方針管理
A01_監査・機能評価
A02_人事課
A03_総務課
A04_用度課
A05_医事課
A06_地域連携課
・・・

複数の部署・職種にまたがるルーム

💡先頭に、関係する部署/チーム/テーマごとに決めた数字またはアルファベットを付けます。
全員共通のルームはALL(最初のほうに並べたい場合)、または、ZZ(最後のほうに並べたい場合)
2部署にまたがる場合は、その2部署それぞれの頭文字をつなげて「DN」(医師‐看護師)、「AC」(事務とCE)など
3部署以上の場合は、「TM」(Teamの略。3部署以上と定義)
委員会やプロジェクト関連は、「PJ」(ProJectの略)
【重要・オススメ】医師も含めて院内全体でLinkを利用する場合は、「診療科単位で利用するルーム」が多くなるため、部署ごとに固有のアルファベットではなく、院内で利用している「診療科コード」を先頭につけると便利です。

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参考)職種・部門ごとのアルファベットの例

医師 D Doctor
看護部 N Nurse
薬剤科 P Pharmacist
臨床検査科 L Clinical Laboratory Technician
放射線科 X X-ray Technician
リハビリテーション科 R Rehabilitation
臨床工学科 C Clinical Engineer
手術室 OP
事務部 A Administration Office

★Link活用での業務効率化を図るために、ルームの活用を推奨しています

参考記事)
DMよりもルームの活用で、組織知を集積し、業務を「見える化」できます
📍重要① 1部署利用📍 業務効率化につながるルーム構成のポイント
📍重要② 1部署+α利用📍 他部署への展開・部署ごとの運用方法