TOP便利な使い方DMよりもルームの活用で、組織知を集積し、業務を「見える化」できます
最終更新日 : 2025/05/21

DMよりもルームの活用で、組織知を集積し、業務を「見える化」できます

Linkでは、ルームとダイレクトメッセージ(DM)の2種類が利用できます。
業務の効率化のために、HITOTSUではルームの活用を推奨しております。

 

下の画像は、ルームとダイレクトメールの各項目の比較表です。
それぞれの特徴を踏まえた使い分けの方法を、以下、ご説明いたします。

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🏠ルームについて

ルームは、参加する複数のメンバー間で情報を共有することができます。
ルーム内のメンバーはいつでも追加、削除が可能です。そのため、スタッフの入職時や退職時、チームの構成メンバーが変化した時にも、改めてルーム自体を作り直す必要はありません。

新たにルームに追加されたメンバーは、過去のやりとりもさかのぼって読むことができるので、それまでに蓄積したノウハウを共有できます。つまり、ルーム上で業務を進めるだけで、組織知が蓄積していきます。教育・引継ぎという観点からも、ルームの利用が有効です。

以下の図のように、業務の案件ごとに複数のルームを作成し、うまくルーム名を設定すると、会話が整理されて情報を一元化でき、業務の効率化につながります。
ルーム上で業務のやり取りをすることで、他のメンバーの業務を「見える化」できるのもメリットです。
(ルームは、参加するメンバーが同じでも、複数作ることができます)

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📨ダイレクトメッセージ/グループダイレクトメッセージについて 

ダイレクトメッセージ(DM)は、ルームで繋がっている特定の相手にメッセージを送信することができますが、1対1のやり取りになってしまうため、チーム全体の情報共有には適しません。

複数人で構成するグループダイレクトメッセージ(グループDM)は、一度作成するとメンバーの追加、削除はできませんので、構成員が変わったときには新たなグループを作成することになります。
また、作成したグループに名前を付けること、同じメンバーで構成するグループを複数作成することはできません。

「今時間ありますか?」のような簡単な個人間の連絡、一時的な連絡や、センシティブな話題のみ、DM・グループDMの利用を推奨しています。
※ご利用組織の管理者のうち、特別な権限を持つ方は、個人間のDM・グループDMを含め、Linkでやりとりされた全てのメッセージを確認可能であることご了承ください

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👍ルームとDMをうまく使い分けてご活用ください

ご参考までに、Linkをうまく運用している医療機関では、
メッセージ数は ルーム:DM=9:1~8:2 ぐらいで活用されています。
以下のような使い分けを推奨しております。

(1)部署内でのやりとりの場合

①ルーム:業務に関わることは基本ルームで投稿。投稿する適切なルームがない場合には、新たにルームを立てて、関係メンバーを招待

②DM:「今時間ありますか?」のような簡単な個人間の連絡や、センシティブな話題のみ

(2)部署をまたがるやりとりの場合

①ルーム:以下の要件に多くあてはまる場合は、ルームを活用ください
・やりとりの頻度が多い
・チームで共有したい
・過去のやり取りを一元化したい
・必要なタイミングでメンバーの追加削除をしたい

②DM:ルーム作成よりもDM/グループDMでのやりとりが勧められるもの
・当事者以外の目に触れない方がいいセンシティブな内容(※ご利用組織の管理者のうち、特別な権限を持つ方は、個人間のDM・グループDMを含め、Linkでやりとりされた全てのメッセージを確認可能であることご了承ください)
・まれにしか生じないメンバー間(診療科をまたぐ)でのやり取り
・チームに共有したり残したりする必要のない、簡単な個人間の連絡(例:「今カンファ始まってますが来られますか?」「今日食堂一緒に行きませんか」等)

💡こちらの記事も参考にしてください

 ・業務効率化につながるルーム構成のポイント

 ・ルームの作成

 ・ルームのメンバー追加・削除