Linkでは、ルームと個人/グループメッセージの2種類が利用できます。
業務の効率化のために、HITOTSUではルームの活用を推奨しております。
ルームと個人/グループメッセージ(旧名称:DM/グループDM)の各項目の比較表です。
それぞれの特徴を踏まえた使い分けの方法を、以下、ご説明いたします。

🏠ルームについて
ルームは、参加する複数のメンバー間で情報を共有することができます。
ルーム内のメンバーはいつでも追加、削除が可能です。
そのため、スタッフの入職時や退職時、チームの構成メンバーが変化した時にも、改めてルーム自体を作り直す必要はありません。
新たにルームに追加されたメンバーは、過去のやりとりもさかのぼって読むことができるので、それまでに蓄積したノウハウを共有できます。つまり、ルーム上で業務を進めるだけで、組織知が蓄積していきます。教育・引継ぎという観点からも、ルームの利用が有効です。
以下の図のように、業務の案件ごとに複数のルームを作成し、うまくルーム名を設定すると、会話が整理されて情報を一元化でき、業務の効率化につながります。
ルーム上で業務のやり取りをすることで、他のメンバーの業務を「見える化」できるのもメリットです。
(ルームは、参加するメンバーが同じでも、複数作ることができます)

📨個人メッセージ/グループメッセージについて
個人メッセージは、ルームで繋がっている特定の相手にメッセージを送信することができますが、1対1のやり取りになってしまうため、チーム全体の情報共有には適しません。
複数人で構成するグループメッセージは、一度作成するとメンバーの追加、削除はできませんので、構成員が変わったときには新たなグループを作成することになります。
また、作成したグループに名前を付けること、同じメンバーで構成するグループを複数作成することはできません。
「今時間ありますか?」のような簡単な個人間の連絡、一時的な連絡や、センシティブな話題のみ、個人/グループメッセージの利用を推奨しています。
※ご利用組織の管理者のうち、特別な権限を持つ方は、個人/グループメッセージを含め、Linkでやりとりされた全てのメッセージを確認可能であることご了承ください。

👍ルームと個人メッセージをうまく使い分けてご活用ください
ご参考までに、Linkをうまく運用している医療機関では、
メッセージ数は ルーム:個人メッセージ=9:1~8:2 ぐらいで活用されています。
以下のような使い分けを推奨しております。
(1)部署内でのやりとりの場合
①ルーム:業務に関わることは基本ルームで投稿。投稿する適切なルームがない場合には、新たにルームを立てて、関係メンバーを招待
②個人メッセージ:「今時間ありますか?」のような簡単な個人間の連絡や、センシティブな話題のみ
(2)部署をまたがるやりとりの場合
①ルーム:以下の要件に多くあてはまる場合は、ルームを活用ください
- やりとりの頻度が多い
- チームで共有したい
- 過去のやり取りを一元化したい
- 必要なタイミングでメンバーの追加削除をしたい
②個人メッセージ:ルーム作成よりも個人/グループメッセージでのやりとりが勧められるもの
- 当事者以外の目に触れない方がいいセンシティブな内容
- まれにしか生じないメンバー間(診療科をまたぐ)でのやり取り
- チームに共有したり残したりする必要のない、簡単な個人間の連絡(例:「今カンファ始まってますが来られますか?」「今日食堂一緒に行きませんか」等)
※ご利用組織の管理者のうち、特別な権限を持つ方は、個人/グループメッセージを含め、Linkでやりとりされた全てのメッセージを確認可能であることご了承ください。