ユーザーの皆さまからのご意見・ご要望を受け、以下の通りユーザーインターフェースおよび機能を一部改善・変更しました。
- 既存のバーコードラベルをHITOTSUで継続利用
- 貸出可・不可の要件を明確化
- 返却後の使用後点検を促す「点検待ち」ステータス追加
- 一日に何度も使用前点検を実施できる
既存のバーコードラベルをHITOTSUで継続利用
HITOTSUでは、バーコードラベルを使って貸出・返却登録を簡単に行えるバーコードラベル連携機能を備えています。
初めて医療機器管理システムやバーコードラベルを導入するユーザー様には、HITOTSU上の管理番号を基に、ラベルプリンターでバーコードを作成いただくよう推奨しています。
一方で、これまで別の医療機器管理システムを用い、各機器に既にバーコードラベルを貼付されているユーザー様もいらっしゃいます。
そのようなユーザー様に対し、既存のバーコードラベルを貼り換えることなく、HITOTSUの貸出・登録にご利用いただけるよう、システムを改修しました。
初期設定の際、お使いのバーコードラベルが示す文字・数字列を「バーコード表示値」としてHITOTSUに取り込むことで、既存のバーコードラベルを継続利用できます。
貸出可・不可の要件を明確化
従来、「常駐・非常駐」と表記していたところを、「貸出区分」に変更しました。
- (旧)常駐 →(新)貸出不可
- (旧)非常駐→(新)貸出可
「貸出不可」の機器に関しては、貸出登録はできません。
また、ダッシュボードの「貸出可能数・貸出率」の母数は、貸出可の機器の総数です(貸出不可の機器は含まれません)。
返却後の使用後点検を促す「点検待ち」ステータス追加
使用後点検を設定している機器に関しては、返却登録を行うと、自動的に使用後点検が作成されます。
使用後点検が未実施の間は、機器の稼働状況(ステータス)は「点検待ち」と表示されます。
一日に何度も使用前点検を実施できる
使用前点検について、従来は一度実施すると当該機器の点検予定は「対象機器」のリストから消える仕様でした。
しかし、その仕様では、一度使用前点検を実施してしまうと、同日中は使用前点検を実施できない課題がございました。
そのため、使用中点検に関しては、一度実施しても、「対象機器」のリストに表示され続ける仕様に変更しました。
これにより、透析機器など、同じ機器を1日に何回も使用する場合に、使用の都度、使用前点検を実施できます。点検をスキップすると、「対象機器」のリストから消えます。